Kさん宅に戻ってきた。
時間は午前2時を回った頃であろうか・・・。
一次会でしこたま鍋を喰らい、二次会でしこたま焼き肉を喰らい・・・。
まぁ、ある人間たちにとっては諸処の事情でカロリーを消費した訳だが、当然全員ベストコンディションな訳がない。
そんな中、三次会名義で改めてKさんのアパートに戻ってきて愕然とする・・・。
そう・・・
マックのハンバーガー100個・・・ッッッッ!!!
再度フローリングの上を見るまでもなく、部屋は溢れるハンバーガー臭。
誕生日の当事者であるKさんが一言。
「皆で食おうぜ。」
まだ皆若い。
大学生、下手したら一番の食べ盛り。
誰ともなく一つ、また一つと頬張り始めた。
ここに
完全なる耐久レース
の火蓋が切って落とされた。
勝手に冷蔵庫を開け、各々味変。
ケチャップ
ソース
マヨネーズ
ラー油
七味
胡椒
塩
マスタード
わさび
生姜
ニンニク・・・
横を見ればセルフダブルバーガー(パン部分二枚重ね、系四枚)を造っている奴。
いつの間にかコンビニでベーコン、卵、サラダを買い最早味変どころか量を増やす奴。
電子レンジ前に行列が出きると言う謎のスーパーカオス。
段々皆のペースが落ちる。五個位から随分怪しい。
ダラダラ喋り、笑いながらダラダラ食い、一人また一人と家路につく。
私は結局八個でオーバー。
最終的に残り五個位。
そろそろ5時になろうかと言うところ。
Tさん(お笑いKING)、Hさん(サークルの良心)はベッドで寝ている。
Nさん(私の嫌いな先輩)は小さいソファーで寝ている。
Kさん(切れ者)が大きいソファーに座り私と話している。
ソファー同士は向かいあっており、Nさんの寝ているソファーは小さめ。
お笑い番長Oさんが帰ろうとしている。
そのときであった。
ここで簡単にODAさんの説明をしておく。
先日、アーケード内でシラフにも関わらず自転車に内股をかけたこの男。普段は普通の男だが、一枚皮を脱ぎ捨てると「狂気」意外の何者でもない。
レッチリのフリーを崇拝し、ベースはバカテク。ライブ1曲目のテンション上がり過ぎスラップで、十中八九「四弦」を切る、と言うクレイジー野郎。
少しのスイッチでattackが倍増してしまうのである。
見た目は小柄(165cm位)で華奢(タイトと言った方が良いか?)。
顔は野間口徹(もっと頬が痩けている)をベースにちょっと中田英寿を足した感じ。
この男がおもむろに
内股になり
膝を曲げ
腕はファイティングポーズ
顔は悪魔の笑み(野間口系)
で、寝ているNさんの顔面の真上に自分の尻をもってきたかと思った瞬間・・・
あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
時期のモノ。
葉ワサビの醤油漬けを作る。
食べることが出来るまで時間が掛かるため、今日中に仕込みを済ませよう。
80℃くらいのお湯で十秒ほど茹でる。
温度が高すぎると辛さや風味が飛ぶので注意だ。
醤油&酒&ミリン(お好みで酢)のタレに漬けておこう。
ここからは何の変哲もない普通のナポリタン。
若干工夫があるとすれば、生のトマトを加えたことくらいであろう。
ソーセージ
ピーマン
トマトを食べやすい大きさにし、オリーブオイルで炒める。
最後にトマトを投入した瞬間、パスタを入れて味付けだ。
完成だ。
なんか・・・山盛りになってしまったぞ・・・。
200gってこんなに増えるっけ・・・。
酒を飲んでいたこともあり、翌日の体重がとんでもないことに!!!
酒飲みのせいでただでさせ痩せにくいんだ・・・。
量には要注意だ!!!
3秒以上は続いたであろうか・・・
えっ・・・・・今のって・・・・・「屁」・・・・・???????!!!!!
「それ」を「おなら」と認識するのにコンマ何秒かを要した矢先、ドン引きしたOさんが
「・・・・・じゃ・・・・・俺・・・・・帰るわ・・・・・・」
と玄関を出て、ODAさんは悪魔の笑みのまま信じられない位出た腹をポンと叩き(後から確認したら16個食ったらしい)
「じゃ、俺も帰るわ!」
と玄関を出た。
扉が閉まる。
いまいち認識出来ていなかったが、Kさんと目を合わせた瞬間、我らの爆笑が開始したのは言うまでもない。
爆笑に拍車をかけたのがNさん。
まず、おならの空気圧で前髪が大幅に流れている。
挙げ句、寝た状態で自分の服の襟元を鼻に掛ける(本人は覚えてないらしい)、多分臭かったのだろう。
そもそも・・・
あれは本当におならか?
おならはあんな音になるものなのか?
爪先立ちの踵が圧で浮いた。
ODAはあれで2キロ痩せた。
笑いのためなら何でもするあのOさんが引いていた。
等、まことしやかに情報が錯綜する度私とKさんの間には爆笑が渦巻いた。
徹夜だから面白い理論、それは間違いなく認める。
しかし、一連の流れが 12時間以内に起こったことだと言うことを忘れてはならない。
後にサークル内で完全なる鉄板ネタになったが、あのおならの音を完全に再現出きるのは私しかおらず(声真似)、若干重宝された。
我々はこの出来事を「ODA‐BAZOOKA」と呼んで後世に語り継いだ・・・。
と言う・・・・・・素敵な誕生日の夜の話。
Pちゃんさん!!!
昼はトンカツ、夜はカップラーメン・・・まさにこの年齢には地獄のコース!!!
体重を戻すのが・・・大変です!!!
y0a6t5erさん!!!
やはりここのトンカツは素晴らしいです!!!
地味に・・・カツカレーが食いたい・・・!!!