母の白内障の手術第二弾。
今度はもう片方の目。
前回の手術は無事終了。
経過も良好と言うことでまずは一安心。
そして、一定の期間を空け、今回の手術になったと言う訳だ。
前回同様、前日から実家に宿泊し軽い朝食を、
病院には13:00〜14:00までの間に行けばいいから、少し早め出て買い物をしながら向かう。
「何か食いたいモノはあるか?」
と言う問いに「あっさりしたラーメン」との回答をもらった私は、以前Mから聞いていたあの無化調ラーメン屋のことを思い出して方向転換。
メニューのバリエーションに若干の迷いはあったが、オーソドックスを選択した、と言う訳だ・・・。
な・・・何と美しい・・・。
「無化調は大体見た目が綺麗説」を掲げている私だが、コイツはなかなかのジェニック・・・。
て言うか、具材にまさかの卵焼きとは・・・!!!!
ネギを縁に寄せて、中央に君臨するはまさかのスプラウト・・・。
この凝ったラーメン・・・期待に拍車が掛かる!!!
ぬぬぬぬぅ・・・やはり無化調系の・・・
GO…N…GE…だッッッッ!!!
ステータスを出汁に8、醤油に2振った的なこの芳醇な出汁の味わい!!!
節系&しいたけ系&昆布&動物のコラボレーションは「複雑さ」と言う点で、同系統の味のラーメン屋のスープに比べ、深みが半端ねぇ!!!
Mが唯一、横手で信頼できるラーメン屋と言うのも理解できるぜ・・・。
この見事な麺のコシ・・・。
この太さでの噛みごたえは、なかなか経験の無いヤツだ・・・。
味は近い部分はあるが、「十文字ラーメン」なんかと一緒にされては困るレベル・・・・
かなりのハイレベルだ・・・。
出汁の威力が素晴らしいので、多少癖のあるスプラウトを、いい意味で封じ込めている。
無化調+栄養価の高い食材=ただの健康ラーメン
と言う、またしても危険な方程式の完成だ。
そして異色なのはこの卵焼き。
一口食べれば、甘さと出汁の旨味が爆発。最早新手の出汁巻きと言えよう。
チャーシューはノスタルジックに見えるが、口に放り込めば「仕事の粋が感じられる」仕上がりになっている。
味玉は横手最高クラスか・・・と思わされる程のモノであった。
漬けダレの味付けのセンス・・・危険だ!!!
ごちそうさまでした。
あわやの完飲。
ギリギリのところで踏みとどまったが・・・。
このシンプルなようで奥深いラーメンはやはり油断していると一気に持っていかれる感がある。
結果として完成度の高さを物語る一杯だった・・・。
「退院の日もここが良い。」
とは母の談。
どうなることか・・・。
順調に入院手続きをして私は退散。
秋田市までの道を約二時間掛けて帰るのみ。
そう、今日は歯医者の日。
先日の定期検診で「ちょっとした穴」が見つかったとのことで、その穴の補修作業であると言う。
時間に合わせて歯医者に着き、診察&治療の開始だ。
先生と看護師さんが臨戦態勢をとり、改めてその患部の確認に入る。
・・・・・・・・。
なんだなんだ・・・。
何かブツブツ二人で会話しているが、完全に暗号めいた会話で話の内容がよく分からん・・・。
「g13さん、申し訳ありません。一旦うがいをしてください。」
とのことで、うがいを終えると先生がマスク越しからでも分かる神妙な面持ちで口を開く。
「g13さん、実は前回の検診で奥の方まで目が行き届いておらず、今日一日では治療が出来なくなりました。本当に申し訳ございません。」
「と言うことは・・・。」
「・・・
麻酔をして全部削ります。」
マジすか・・・ッッッッ!!!
右上の奥歯・・・目下治療中と相成りました・・・。