観光客の大半が・・・
ある種、騙されている・・・。
と言う情報を得たのは後年のことである。
どう言うことか、と言うと
「最近は小樽の寿司よりも札幌の方が上」
らしいのだ。
ここら辺は「道民ブロガー」の方々に真偽の程を問いたいところではあるのだが・・・。
いずれにしろ、そんなこととは露知らず、私とMは小樽に向かって電車に揺られる。
昼前に到着する計算で出発したので、昼食を何処の寿司屋にするか。
実は秋田を出る前から旅行誌やスマホでいろいろ検索したのだが
「寿司屋の数が多過ぎてパニック状態」
に陥っていたのだ。
そんなこんなで小樽駅に到着し、石原裕次郎の出迎えの圧、の洗礼を浴びながら駅を出る。
なんだろう、この駅を出て直ぐの景色は・・・。
小樽駅がこの市の頂上なのではないか、と錯覚してしまう。
真っ直ぐに伸びる下り坂の道路のゴール地点に海が見える。
随分遠くへ来たモンだ、と思いながらチェックイン。
札幌のホテルと同様、私は価格前提でこの北海道旅行の宿泊先を決めている。
まさかあんな朝飯が出るとは思っていない。
運が良かったのだろう。
そんな風に思いながらチェックイン。
荷物を降ろし
「おい・・・マジで行きたい寿司屋がきまらん・・・。」
「g13さん・・・ここは小樽。恐らく・・・何処で食べても美味しいでしょう・・・。」
・・・・・・。
確かにそれも一理ある。
そう、ここは魚介大国、いや、美味いモノ大国の北海道、小樽なのだから。
そうと決まればとりあえずホテルを出て、歩いてみてピンときた店に決めよう、二人で決意。
この時期、GW直前だったのだが、20℃を軽く超える気温。
汗だくの中歩き回り、なかなか決められないでいたのだが、ふとランチの看板が目に入ったのがコチラ。
恐る恐る店内へ入り、まずはキンキンに冷えたビールを注文。
まさに生き返る様である。
私が寿司ランチセット。
Mが三色丼セット。
ビールの二杯目を注文したタイミングで私に品が届く。
それは寿司のセットについてきた「イカの刺身一杯まるごと」。
透き通るイカの身の美しさに、私とMは釘付けになる・・・。
そして二杯目のビールと共に、小鉢に盛られてきたウニ・・・。
「あの・・・すいません・・・頼んでないんですけど・・・。」
と言う田舎者コメントに対して、店長の返しのコメントは眩し過ぎた、としか言いようが無いのである・・・。
「あぁ・・・それに醤油を合わせて・・・
イカの付けダレにしてください。」
そんな贅沢な食い方が・・・ッッッッ!!!!
どうしても食べたい、と言うリクエスト。
ラインで詳細なレシピまでが送信されてきた。
玉ねぎ・ニンジン・ゴボウ・こんにゃくをみじん切りにして、そこに鶏ひき肉を加えてこねる。
しばしおいた後・・・
油揚げで包み、
酒
ミリン
白だし
を沸騰させた状態で投入し、煮込む。
レシピだとかんぴょうで口を縛るとのことだったが、戻すのが面倒でこの形にした。
完成だ。
断面図の画像も押さえておこう、なんて気が回らずに皿に盛り付けただけのモノで終わってしまった。
今回のミスはゴボウ入れすぎ。
ゴボウの風味が強くなり過ぎて、玉ねぎは一体何処へやら。
まぁ、でも味的には悪くない。
悪いのは・・・俺の腕だッッッッ!!!
付けダレにするには多過ぎるウニの量に圧倒され、とにかく普通の醤油でイカ刺しを二人で食う。
「・・・美味えッッッッ!!!」
「私が今まで食ってたイカは・・・イカの形をした何かです・・・。」
まさしくMの言う通り、次元が・・・違う・・・。
その後直ぐに私の握りと、Mの三色丼が到着。
Mの三色丼を見て・・・我々は固まった・・・。
「今剥いたばかりの毛ガニ、とウニとイクラの三色丼になります。」
「・・・・・・・・・。」
カニ味噌の量・・・半端じゃねぇ・・・!!!
我々二人はその後・・・・・
終始無言ッッッッ!!!!!
とにかくこんなに凄い寿司屋は後にも先にもない。
ここで食ったホタテとボタンエビの寿司は未だに忘れられないし、ウニダレ勿体なさ過ぎ。
私が知る限り、Mがたった一杯で満足し過ぎて、これだけで食うのを止めた唯一の店である。
もう一回・・・行きてえな・・・・・。
muraさん!!!
実際、私もあの香りを「臭い」とは思っておりません・・・最高のフレーバー&フレグランス!!!
ただ、苦手な方も多いので、敢えて「クサい」と言う言葉を使わせて頂きました!!!
味変は個性が出ますからね・・・、結局自分のオリジナルが最高!!!
やはり・・・健康ラーメンでしたかッッッッ!!!
Pちゃんさん!!!
この香りはトンコツの醍醐味!!!
実際私はクサいとは思っておらず、最高の香りだと思っています!!!
この明太子ご飯は・・・何故こんなにもトンコツに合うのでしょうか!!!