完全に・・・
飲み過ぎた・・・。
翌日も仕事だと言うのに、昨日の晩の記憶がとぎれとぎれ。
頭痛、とまではいかないモノの、極めて不快なこの感覚はシャワーを浴びても精算されない。
しまった・・・。
とにかく着替えて準備をする訳だが、このタイミングで30分程時間があることに気付く。
「二度寝すればよかった!!!」
と、後悔したところで既に微妙に覚醒はしてしまっている。
そうなれば、この二日酔いを軽減すべく向かう先はあの赤い看板。
ライドオンからの駐車場には車一台。
意気揚々と入店したが、本来食べたかった「中華そば」には✕印。
そうなれば、「日本人のソウルフード」を選択せざるを得なかった、と言う訳だ・・・。
鼻孔をくすぐる胡麻と味噌の香りは、最早味噌スープの域を超えている・・・。
しかし・・・具材の量は適切感があるが・・・今日の麺・・・多くねぇか・・・???
もしくは・・・スープが少ないのか・・・。
いや、それはない。
過去の画像と比較しても、スープはやはりこんなモンだ・・・。
考えてもどうしようもねぇ、食うぞッッッッ!!!
ぬぬぬぬぬぅ・・・やはり朝には最高の・・・
A…MA…ME…だ・・・ッッッッ!!!
もう、なんと言うか・・・。
この凶悪な脂分からは想像がつかない程の謎の上品な甘み。
白味噌あたりがベースになっている気がしてならん!!!
そして、後からジワっと登場する胡麻の香り・・・。
誰が何と言おうと、これはジャパニーズミソスープであることを明言しておく。
・・・絶対多いよ・・・。
しかし低加水の異次元パッツン麺は、しっかり咀嚼をしなければならない。
味噌を完全に取り込んで、私に襲いかかってくるようである。
ただ・・・美味いので箸は止まらんッッッッ!!!
薄いとは言え、この面積。
今日のチャーシューは、この薄さに意味があったのかもしれない、そう思わせるほどの美味さ。
そしていつもの「中尾彬の首のヤツ」も下から出るわ出るわ・・・。
店長は私なんかにメンマの無駄遣いをしてはいけない、そう痛感する・・・。
こうなってくると海苔が活きてくる。
完全に「味変アイテム」と化した海苔をスープに沈め、要所要所で巻いて食う。
レモンも勿論食う。
味玉を食べる頃には胃の塩梅が相当であったが、こんなに美味いモンを残したら・・・バチが当たるってモンさ・・・。
ごちそうさまでした。
腹はパンパンなのに、何故かレンゲでスープを口に運んでしまう・・・。
やはり味噌の偉大さを再認識する共に、店長の手腕も再認識。
気付けば二日酔いは、相当軽減されている・・・。
店長・・・ありがとう・・・!!!
私が食べ終える数分前、おばちゃん二人組が来店。
「油そばってどんなラーメンですか?」
「あぁ・・・汁のないラーメンです。」
と無骨感丸出しの店長の一言。
しかし、おばちゃんの猛威は止まらない。
「え、冷やし中華みたいなってこと?」
「まぁ・・・。」
「ざるそばっぽい?」
「いや、それはないです。」
おい・・・・。
店長を困らせんじゃねぇ!!!
結果・・・・・・
「じゃあ醤油ラーメン2つで。」
どないやねんッッッッ!!!!!
「じゃあ醤油ラーメン」における「じゃあ」は一体何を修飾していたのか・・・。
謎しか・・・ねぇ・・・。
ずずさん!!!
とんでもないです!!!
まぁ・・・お役に立てたのかどうか・・・。
逆にご迷惑をお掛けしたかもしれません!!!
Pちゃさんさん!!!
とんでもねぇ一杯でした・・・。
本当に見た目からあの刺激的なクミンの香りが伝わらないのが残念でなりません!!!
SSさん!!!
ここの店長はかなり突拍子もない限定を作ることで有名なんです!!!
ただ都内にある一条流がんこや、覆面あたりも凄いっす!!!
muraさん!!!
Mは私と旅行に行くと必ずしでかす生粋のトラブルメーカー!!!
これまで山形・宮城・栃木・長野・青森など各所に行きましたが、一度も穏便に済んだことがありません!!!
新千歳行きはそうなりますし、なかなかプロペラは味わいがあります。
その会合は・・・危険ですね!!!
そして、こんなラーメンは私も初めてです!!!
今まで、のどくろや鯛等、魚介系の不思議出汁を作るラーメン屋は有りましたが、まさかのラム&クミン!!!
仰る通り、栄養満点!!!
ただ秋田には・・・時期によって熊肉を使ったラーメンを出す店もあるらしいです・・・!!!