ジャンプ作品の威力は・・・
極めて大きい。
一時期、それこそ「るろうに剣心」が終盤に差し掛かるくらいの1997年頃、ジャンプの売上がマガジンに抜かれた、と囁かれる時期もあった。
あのマガジン黄金期のパワーは見逃せないが、それよりも
看板漫画ほぼゼロ
のジャンプのラインナップたるや、破壊力が逆に凄すぎる。
◼️花さか天使テンテンくん:小栗かずまた新連載
■私のカエル様:川島雄輝
■BOY:梅澤春人
■WILD HALF:浅美裕子
■世紀末リーダー外伝たけし!:島袋光年:読切
■魔女娘ViVian:高橋ゆたか
■幕張:木多康昭
■BE TAKUTO!!:野口賢一
かろうじて生きているジョジョは既に晩年と言うか、新規の読者はおそらくついて行けないし、後年売れ出す漫画があるにしろ、やはりこの時代は背筋が凍りつくようだ。
とにかく、ジャンプの看板ばかり読んでいると、他の少年誌の漫画のレベルが低く感じられてしまう可能性があるため、ここらで路線を変えて、Hにはマガジン&サンデー&チャンピオン作品を薦める。
金が掛かるから漫喫ばかりにも行ってられないし、私が持っている漫画も複数あるから、貸し出して知識の補充。
数日後、ある程度漫画漬けになったHが私の元に漫画を返しに来た。
その時Hは私に
「コイツ・・・成長したな・・・。」
と思わせる「なかなか通な発言」をかましてきたのである・・・。
「g13さん、何気に・・・
「うしおととら」ってヤバくないですか?」
「はい。ヤバいっす。」
まずはブリを胡麻油で焼く。
皮目から、パリッとなるように。
中心まで火を入れる必要はなく、形が崩れないようにするだけ。
どうせ後で崩すし。
昨日の余ったブリ大根の煮汁、昆布一枚、生姜大量、そして焼き上がったブリを乗せ、そのまま炊飯。
ずいぶん薄味のブリ大根を作ってしまい、かつ大量に煮汁が余ったのでこの発想に至った。
全体をほぐし、仕上げに水菜を入れて蒸らす。
完成だ。
最後にゴマをパラッとな。
かなりレベルの高い炊き込みご飯が出来た。
お代わり案件発動で、久々に腹一杯になるほどに米を喰らってしまった。
しかし、普段料理をされる方々は既にお気付きであろう・・・。
炊飯器・・・・・・ブリ臭えッッッッ!!!!
◼️「うしおととら」
藤田和日郎先生が世に送り出した傑作の一つ。
と言うか、この漫画がヤバいのではなく(ヤバいけど)、「藤田和日郎」と言う漫画家がヤバい。
◼️藤田和日郎
「伏線回収」と言う言葉はこの人の為にあるのではない
、と思うくらい素晴らしい展開は
「え・・・ここに繋がって来るの・・・・!?!?!」
と言う魔法の技法。
後半になるに連れて「前半の読み返し半端ねえ」ことになるのは、藤田作品あるある。
個人的に伏線回収パワーは「ONE PIECE」よりも上だと思う。
「お前・・・なかなか見る目あるな・・・。」
「マジすか、でもあれ凄くないですか?本当の意味で「1巻から最終巻まで全部繋がってる」と思うんですよ。」
良いコメント吐くじゃねーか・・・。
しかし、である。
まだ代表作・看板作品しか読んでいないHは、この直後
「まぁお前のレベルじゃそりゃしょうがねーな」
と言う残念なコメントも残したのであった・・・。
「でもあれですよね・・・
「じゃじゃ馬グルーミン★UP!」は微妙でしたね。」
まだまだのコメント炸裂。
サンデーにおいて「あの渋さ」が分からないようであれば、今後も勉強が必要だ。
因みに当時のジャンプの第1期黄金期(私が勝手に呼んでいる)のラインナップを確認してみよう。
◼️聖闘士星矢:車田正美
■アカテン教師梨本小鉄:春日井恵一
■ドラゴンボール:鳥山明
■北斗の拳:原哲夫・武論尊
■キャプテン翼:高橋陽一
■スタア爆発:幡地英明
■魁男塾:宮下あきら
■シティーハンター:北条司
■ジョジョの奇妙な冒険:荒木飛呂彦
■こちら葛飾区亀有公園前派出所:秋本治
■空のキャンバス:今泉伸二
■キン肉マン:ゆでたまご
■赤龍王:本宮ひろ志
■ハイスクール!奇面組:新沢基栄
■銀牙-流れ星銀:高橋よしひろ
■ついでにとんちんかん:えんどコイチ
■キララ:平松伸二
ヤバ過ぎるッッッッ!!!!!
そして・・・ほぼ全部持ってるじゃねーか・・・。
Pちゃんさん!!!
後半の展開はダレ過ぎて、間違いなく頭に入っていないと思います。
私もギリギリのラインですから!!!
bollaさん!!!
スラムダンクの最終回は花道が怪我の療養先で、るろうに剣心は剣心が弥彦に逆刃刀を渡し、薫との結婚幸せ生活でのラストのハズです!!!
ふつ映さん!!!
全くその通り!!!
これは集英社の悪しき習慣でしょう!!!
約束のネバーランドとか鬼滅の刃とかはビシッと終わったので、凄いと思います!!!
男塾のラストは········風雲羅漢塾からの卒業式ですかね······!!!