ビートルズ「が」影響を受けたアーティスト。
そのままいくと・・・
収拾がつかなくなる可能性がある。
だってそうじゃない。
影響を受けたアーティストを延々辿ることになったら、最終的にブルースやクラシック・聖歌、原始の民族音楽にぶつかる。
そうではなく、中学一年生が興味を持てる、尚且つキャッチーな曲をセレクトすべき。
数人がその空気を察し、その中の一名、社員さんが
「そこまで辿る、と言うのも素晴らしいことだと思いますが、「チャック・ベリー」が影響を受けたアーティストの存在を見過ごせ無くなる可能性も出てきてしまいますので、ここは・・・ビートルズを起点にしてよろしいのではないでしょうか。」
なんて丁寧かつ柔らかい断り方・・・。
女性は・・・渋々、と言う程でもなくすんなりその意見を受け入れた。
「そうなると・・・」
「マイケル・ジャクソンも入れて良いと思いますけど。」
でました、キングオブポップ。
確かに仰る通り。
マイケルの歴史を音楽の教科書に載せる訳にはいかないが(いや、むしろ晩年メインに載せたい)、彼の曲は必須。
この意見も完全に満場一致となり、どの曲を選ぶかと言うパートに入る。
私はマイケル・ジャクソンの知識が殆どなく、曲も「スリラー」や「今夜はビート・イット」、「ブラック・オア・ホワイト」程度しか知らなかったので、会話には入らなかった。
私が知らない曲で、決まった直後のことである。
可能性は絶対に有り得る、と数人が理解はしている中で、先程のショートカットの女性が
「マジブッ込みパート1」
を、かましてきたのだ。
「すいません。その観点であれば・・・
「ザ・フー」と「ジミ・ヘンドリックス」はどうでしょうか?」
マジすかッッッッ!!!!!
風呂上がりにぶらっと立ち寄って見れば・・・
手前から
ホルモン
ハラミ
ミノ
ハツ
なのだが、ホルモンとミノは我が人生におけるホルモンとミノをあっさりと更新。
二枚目のホルモンはしっかり炙った後なのに、脂が落ちた後なのに
「銀だこのたこ焼きくらいの大きさ」
と言う、まさに異次元!!!
どえらい・・・焼肉屋だ・・・・!!!
ここでトリッキー四人衆。
トリッキー過ぎて部位の名称をまるまる忘れると言う珍事発生。
牛のアゴだけは覚えているが・・・どれかは断言出来ん・・・。
しかし、美味かったぞ!!!
ここで私の焼肉屋人生のナンバーワンを更新。
右奥の「秋田錦牛のハラミ」。
これ、マジで無敵。
これ、マジであり得ない。
完敗です。
ごめんなさい。
ごちそうさまでした。
まさかこんなレベルの店だったとは・・・。
肉よりも酒の価格が多少割り増しに感じられるかも知れないが、あの肉の前には平伏すのみだ。
ホルモンやミノがあのクラスで500円程度と言うのは最早驚愕である。
そしてハラミ・・・・!!!!
最後の皿は和牛盛り合わせと言う名称で4種類の肉が、その日の仕入れによって提供される。
1000円で一切れずつではあるが・・・絶対に食うべきである、と断言しよう!!!
おいおい・・・ウッドストックでもおっ始める気か・・・。だから相手は中学一年生だぞ・・・。
私の脳内は今軽くパニックに陥り
「パープル・ヘイズのイントロに乗ってピート・タウンゼントが腕ブン回しパフォーマンスをしている」
と言う謎の記憶映像に支配されている。
またしても否定的な意見が出るかと思いきや・・・
「「ザ・フー」はもしかしたら、ビートルズと少しだけ「そう言う意味で」被ってしまう可能性もあるかも知れないけど、「ジミヘン」ならブルースやソウルにも繋がるし、良いんじゃないですか?」
等と言う危険な後押し発動。
え・・・マジで・・・音楽の教科書にジミヘン・・・・!!!!
ここでまさかの「社員さん」が、「暴走コメント」を言おうとは、そこにいた誰もが、思いもしなかった・・・。
「ならば・・・そのページに・・・
ギターを燃やす写真も載せましょう!!!」
方向性は・・・今・・・何処だ・・・・・・?!??!?!
Pちゃんさん!!!
チャック・ベリーの名前がこんなタイミングで登場するとは思いもしませんでした!!!
まぁ・・・カッコいいですからね・・・・!!!