あ、ここ･･･
また店が変わったんだ･･･。
皆さんの周りでもそんな店はないだろうか。
立地は決して悪くないのだが、数年の内に｢何度も店舗が入れ替わる場所｣みたいなところは、秋田でも数多くある。
人が来ないとも言えない。
でも何故か流行らない。
根本的な問題も勿論だろう。
しかし、
｢いくらなんでも無くなるのが早すぎる｣
と言う思いは、どうしても、ある。
｢タンポポ｣と言う店があった。
辛いラーメンが売りの店で、スープのベースは牛だった。
テールの香りが丼からは溢れだし、それこそチャーシューは牛テールも含まれていた。
野菜たっぷりで真っ赤に染まったそのラーメンは、中毒者を数多く産み、私もその一人だったのかもしれない。
しかし、数年前、突如としてタンポポは無くなった。
理由はわからない。
秋田市には辛い系のラーメン屋は少なく、同類のラーメン屋など無いに等しい。
近隣のラーメン屋のレベルが上がったのか、どうなのか･･･。私には分からなかった。
それから同じ敷地に二度程新しい店舗が入ったが、｢一年もったかな？｣と言う感じ消えていく。一つはラーメン屋、一つはホルモン屋。
もう、ここには新しい店は来ないだろう、と思っていた。
しかし、である。
今年の夏、｢辛いラーメンを売りにする新店舗が入った｣と言う情報。
インスタ等で確認すれば、当時を彷彿とさせるビジュアル。
私は行くタイミングを伺っていた。
そして、ワクチン接種二度目の本日
｢しっかりカロリーを確保するため｣、そして｢確認するため｣、向かった、と言う訳だ･･･。
ありがちなビジュアルと言えばそうかもしれないが、私の中の何かを彷彿とさせるビジュアルでもある･･･。
牛系の香りは余りしないので、｢ある種のタンポポインスパイア｣と言えるだろうか･･･。
ただ･･･期待は高まる一方だ･････!!!
ぬぬぬぅぅ･･･コイツは･････
O...MI...GO...TO...だッッッッ!!!
単純な解をタンポポ基準として考えれば
タンポポ ー 牛臭さ ＝ はちしょうゆ
と言う方程式が成り立つだろう。
皆さんの身近で近いモノがあるとすれば、ユッケジャンスープだろうが、はちしょうゆはベースのスープの雑味の無い出汁の感じが際立つ!!!
なんか良い意味で余計な味がしねえ･･･!!!
しかもこんなに赤いのに、辛味と言うか最早感じられるのは清々しさである･･･!!!
私のような｢辛さに多少強い｣人間だから、の感想だろう。
ここは是非北東北ラーメンマスターでお馴染みharusakikaiさんにも食ってもらいたいラーメンだ!!!
ほう･････。
この細縮れ･･･、単独で食うと麺の香りが結構強い･･･。
受け取り方は個人によるが、｢スープと別々感｣と感じるか｢辛さの香りに負けない麺｣と感じるか･･･。
ここは難しいところだが･･･直ぐに｢自分の食い方が間違っていた｣と言うことに気付いた･･･。
そう、この熱々ではあるが、スープの旨味が染み込んだ野菜と共に口に放り込めば良い。
溢れる旨味が、麺の香りを軟化させ、角チャーシューは突如として豚の味わい醤油ベースで運んでくる。
この延々ループ･･･素晴らしいです･･･!!!
ごちそうさまでした。
グーグルのクチコミも思いの外顕著で
当時を思い出した
とか
全然違うからもう来ない
なんて意見が大半だが、もっと素直に食えば良いじゃん、と思う次第だ。
そう、｢タンポポ｣が営業していた同じところで｢はち｣と言う店が｢辛いラーメンも｣売りにしている、と言うだけの事なのだから。
そりゃ私もファーストコンタクトは、タンポポ基準にしてしまったが、結局、はちのラーメン。
とにかく、次回は辛くない醤油を食べてみたい。そう思った。
続々と客が入る。
黙々と作る店主と、ホスピタリティー全開でサポートとする奥さん(多分)。
この店はホスピタリティーが凄い、とインスタでも評判だ。
仕上げの際の共同盛り付け作業は、見ていて幸せな気分になる。
食べ終えて挨拶をすると、作業の手を止め、しっかりとこちらを見て挨拶をしてくれる二人。
こう言うラーメン屋が秋田市には増えて来ているが、やはり気分が良いものだ。
勢い良く暖簾を潜り店を出ようとしたそのときだった･･･。
ゴッ･･･････!!!!!
敷居に頭をぶつけた私は･･･恥ずかしさのあまり･･･ちょっと急いで店を出た････。
Pちゃんさん!!!
マジで･･･豚の感じが全開なんです!!!
ふつ映さん!!!
ありがとうございます!!!
今･･･量を減らして調整してます!!!
kami3sakiさん!!!
これは･･･ヤバいっすよね････!!!!!
