急遽、である。
私は市内で仕事なのに。
なのにも関わらず陸王に行きたい、と言う。
私は言った。
「歩いて行け。」
と。
そりゃそうだ。何故その為に時間を作らないといけない?
俺はもう少し寝ていたいんだ。
仕事には9時に間に合えば良い。
久し振りに寝かしてくれ・・・。
しかし、である。
妻の陸王熱は収まる気配が無い。
殺し文句にも熱が入る・・・ってことだ・・・。
「向こう三食分、ラーメン代奢る」
無駄に奮発が入った文言は多少なりとも私の心を動かし、当日7:40には赤い「営業中」の看板を視界に入れる。
第一陣が皆帰り、スペースのできた駐車場へ。
おそらくコッテリ塩が食いたかったのであろう妻は「コッテリ✕」の券売機を見てフリーズ。
まぁそれでも保険が効くのが陸王だ。
しばし待った、と言う訳だ。
最近コツコツコールばかりするものだから、何も言わないで食券を出すと店長から
「チャーシューでいいっすか?」
と必ず聞かれるのは最早定番である。
店長は見た目と雰囲気で誤解されがちだが、極めて優しいと言うことが、この一言からでもお分かり頂けるであろう。
しかし・・・久々のブラック・・・!!!
既に私の顔面はブラックペッパーの素敵な香りに覆われている・・・。
さぁ・・・・!!!!
ぬぬぬぅぅ・・・・・まさに・・・安定の・・・
A...MA...ME...だ・・・ッッッッ!!!
背脂と動物スープがタッグを組んだ甘さはまさに至高!!!
そこにたまり醤油のキレと、ブラックペッパーの衝撃が来たら、回避は不可能だ!!!
一度でレンゲを置く、と言うのは無理な相談である・・・。
本日も吸水効果抜群の麺は、スープを吸い込めるだけ吸い込んでいる。
「あぁ・・・これはパッツン食感の高野豆腐だ」
等と言うある種の錯乱状態に陥って仕舞うのもしょうが無い。
この異様な照り艶は、本日も何人のジャンキーを虜にするのだろうか・・・。
妻と言えば一心不乱。
「中華そばTP背脂」
のゴールデンコンビに舌鼓全開、だ。
材木置場は本日も競りの喧騒で揺れている。
熱気は築地・豊洲レベルでは比較にならない活気は、本日も私に「食物繊維不足のレッテル」を貼られるかのようだ。
そして、
柔らかい、とろける
等と言うモノとは一線を画す食い応え溢れるチャーシューは
「ミチッミチッ」
と言う咀嚼音をかき鳴らす。
まるで食感の異なる具材は、味もボリュームも完全なる「朝テロ」と言えよう。
今日の味玉マジで美味え・・・!!!
我々のラーメンを作り終えてからは、次の客が車でひたすら卵の殻を剥く店長。
あの巨大タッパーの漬ダレ・・・持って帰りたいぜッッッッ!!!
ごちそうさまでした。
なんと言う危険な一杯か・・・。
ノーマルやコッテリで有り得る「謎の上位ブレ」が無い、最強安定感の一杯は、ワタシが水を追加しに立ち上がった瞬間から妻の胃に収まり始めているから困ったモンだ。
周りを見れば「我々以外は全員「豚ラーメン(二郎系)」と言うなかなかの事態」で、どこもかしこもニンニク臭えのだが、まぁそれはそれ。
今日の切れ味も最高だったな・・・!!!
元気な挨拶をして入店してきた兄ちゃん。
券売機前で多少の時間を取り、着席。
その時点で既に他の客のラーメンを全て作り終えていた店長が、卵の殻を剥く手を止める。
兄ちゃんは食券をカウンターの上に置き、元気一杯の声で、そして流れる様に・・・こう言った・・・。
「豚ラーメン中盛り、ニンニク追加でトッピングと背脂トッピング、
それと肉めしで。」
マジかよ・・・ッッッッ!!!!!!!!
簡単に説明すると
総重量は軽く1.5kgくらいになる
しかも・・・二郎に背脂トッピングなんて・・・聞いたことがねえ・・・。
帰り際、妻がその丼を見たのだが(私は見ていない)、
「二郎にすら見えなかった」
と言う危険な発言を残した・・・。
まだ・・・午前8:00過ぎだ・・・・・・。
Pちゃんさん!!!
元は仙台にあった店なんですよ。初代が引退して二代目が地元秋田でラーメン屋を・・・!!!
なんか・・・色々やった反動でしょうか・・・今はブログくらいしか・・・やる気が・・・・・・!!!!
bollaさん!!!
マジすかッッッッ!!!?!!?
まさかの一桁・・・それならば・・・中華鍋は危険ですね・・・・!!!
そうなんですよね。山椒・花山椒等、色々な種類があり、尚且つそれぞれに個性が・・・。
ハマったらマジで危険です・・・!!!
kami3sakiさん!!!
ここの店主の腕は本物なんです!!!
金曜の夜限定で中華料理屋になるので、そっちにも行きたい!!!
ふつ映さん!!!
ダイドーのコーヒーが・・・家に溢れておりますッッッッ!!!