焼鳥。
しかもタレ。
塩の味わいで、肉本来の旨味を味わうのも格別なのだが、疲労が溜まった体には是非糖分が欲しい。
それこそギットギトのタレで肉を食らうと言うその行為は
味を楽しむ
と言うよりは、体力回復と言う言葉が良く似合う。
このクソ暑い中、何時間かにも及ぶ草刈を慣行した私は、水分・塩分・糖分が完全に欠乏。
焼肉と言う手もあったが、今日は「串」の魅力に負けてしまったのだ。
暖簾を潜れば客は我らの他には二組のみ。
メニューを見ればいつものオール290円。
やはり、財布に優しい素晴らしい店である。
まずは喉を潤さなければならない・・・。
まずは大ジョッキって言うか麦とホップ。
生中でも良いのだが、何故かここに来るとコイツを頼んでしまうのは、謎の性。
価格帯に引っ張られてしまうのかもしれないな・・・。
そして、いつものお通し。温玉と大根おろし。
大根おろしに醤油をかけて、焼鳥を待とうじゃないか。
これもいつも注文してしまう「むね肉納豆」。
何故か美味い、不思議だ。
あんまり空腹だと「1本につき一杯」と言うテロをしそうになるので、やはり大ジョッキは抑止力。
既にちょっと腹一杯だ。
しかし、このネギマのビジュアルには抗えない。
食うしかない、と言う訳だ・・・。
調子に乗って頼んだ
鶏の半身揚げ・・・・・。
これも290円っておかしいだろッッッッ!!!!
マジで、マジでベタな表現だが「外はパリパリ中はジューシー」。
これは食い応えがあるぜ!!!!!
セセリは塩で食べたい、と言うのも不思議な欲求である。
まぁ建前としては「タレばかりだと飽きる」と言うのもあるが、厳密には「妻が勝手に頼んだモノ」であることを明記しておきたい。
つくねは、お通しの温玉にダイブさせて食うのが私のやり方だ。
最後は麦のロックでフィニッシュである・・・。
ごちそうさまでした。
食った・・・・・。
腹一杯だ・・・・・。
飲みながらだと焼鳥5~6本ですぐ腹一杯。
自分の燃費の良さに呆れつつ、同時に経費削減にもなることをありがたく思うのだ。
しかし、やはり焼鳥は良い。
この雑多な感じ。
「飲んでいる」って感じが素晴らしいと思うのだ。
家に帰り、ちょっと一息。
まだ時間は早いが、こんな日はさっさと寝るに限る。
さっきセブンで勝ったあたりめをかじりながら、酎ハイの缶を開け、飲んでいると妻が
「ちょっとAmazonプライムが見たい」
と、言い出す。
はいはい、と言い席を譲るとなにやら見たことの無いアニメだ。
ヤンキー系?
ん?なんでこんなにボンタン率高いの?
「これ、なんてタイトル?」
「東京リベンジャーズ。」
「何年頃の設定?」
「たしか・・・
2005年だったかな・・・?」
その時代ボンタンなんて無いわッッッッ!!!!!!!
あってもそんなに履いてる奴らおらんやろ・・・。
しかも・・・STEINS;GATEみたいな話って・・・。
日本の漫画・アニメは凄い、そう思った・・・。