「それぞれで考えて照らし合わせます?」
「それとも曲数で分けて、決めます?」
広大な面積の敷地から、綺麗な花を5本摘め。
60年代前半~80年年代後半の日本の楽曲は名作の宝庫である。
無論Oさんも私も知らない曲は数多。
だからと言って、知らない曲から探すのも面倒臭い。
よって現存の知識で相談して決めよう、となった我々はGを含めた3人で、びっくりドンキーで会議、となった。
因みにGはこの手の曲に明るくないので、「私の送迎」を務める係(帰り道に私の家がある)。
この間のヤツは外すとして、先ず私は「実は学祭で演りたかった2曲」を提案した。
「どうしても
の2曲は演りたいんですよ。どうですか?」
「ぜんッッぜん良い!!!それ決まり!」
「マジすか!
あの「🎶まぁ~かせぇ~🎶」のコーラスやりたいんですよ。」
「あ・・・それ、俺もやりたい・・・。マイクを人数分持っていこう。」
まずは2曲が決定。
と、ここで注文の品が到着。
一旦、各々の腹を満たすべく、飯を食う。
すると、だ。
私の携帯に着信だ。
それは2つ下の後輩、Sからであった。
Sはベーシスト。
ベースの位置は「フュージョン系のバリテクミュージシャン」を思わせる位置で(やたら高い)、無論指引き。
そしてそのテクニックたるや、「そりゃあその年で薄毛になるよ」と思わざるを得ない技術。
メタル学年の中で、ファンク・グランジ・ミクスチャーをこよなく愛し、しかし、その抜群の技量でメタルも難なくこなす、愛すべき野郎だ(酒癖が悪いのが欠点)。
「Sから電話っす。
もしもし。」
「あ、g13さん、どういうことですかッッッッ!?」
え・・・どういう剣幕・・・・!!!???
もしかして酔ってる???
「ちょ・・・ちょっと待って・・・。お前、どうした?」
「どうしたもこうしたもないっすよ!Tと追いコンで、また演るそうじゃ無いですかッッッッ!!!俺、前から言ってましたよね?!追いコンは一緒に何か演りましょうって!!!
こっちは無視ですかッッッッ!!!???」
何か・・・・怒ってるな・・・・・・。
そして、間違いなく酔ってるな・・・。
「いや、だからさ、俺にはお前たちと演奏する技術が無いって言ってるじゃん・・・。」
「そう言う問題じゃないですよ!「楽しければ良いじゃん」ってg13さん、何時も言ってるじゃ無いですかッッッッ!!!!???」
・・・・・・・。
痛いところを突かれた・・・・・。
これは・・・観念するしか・・・無い・・・。
「で・・・・・何をコピーするの・・・・・・?」
「そんなに難しくないですから!
LOUDNESSです!」
終わった・・・・・・・・・・ッッッッ!!!!!!!
煮アワビ・・・超美味え・・・。
このサクッとした歯応え、ツメの甘さ、そして噛む度溢れる旨味・・・最高です・・・・!
で、なんじゃァァァッッッッ!!!!
この太刀魚ッッッッ!!!!
美味過ぎんだろッッッッ!!!!
今まで食った寿司でベスト3に入るぞこれはッッッッ!!!!!!!
若干の驚きを・・・隠せない・・・・。
だるころ先生ッッッッ!!!!!!
来ましたぜッッッッ!!!!
紅生姜天・・・・・即「焼酎移行モード」に入ったのは、言うまでも無いのである・・・。
漬け3巻・・・。
奥から
とくに、ウズライクラには完敗。
すると、だ。
懇意にしていて、仲も良く、ほぼ全ての店員が知り合いみたいな店。
急に店長が・・・「たまたま混ざっていて、商品には無いんですけど。旬のモノだからどうぞ。」
「予期せず入っていたカワハギに生の肝を乗せています。何もつけずにどうぞ。因みに・・・・・・
サービスです。」
店長ォォォォッッッッ!!!!!!!!
コイツは・・・・・・マジで人生観を変える寿司・・・・。
あり得ん・・・・・・マジで・・・・・・あり得ん・・・・・・。
肝・・・・美味過ぎる・・・・・!!!
そして・・・・・カワハギ・・・・・最強説!!!
完全に脱帽・・・・・。
ごちそうさまでした。
何時も熱いサービスを提供してくれるこの危険な寿司屋は、ホスピタリティーも最高だ。
遊び心満載で、何時も調子に乗って飲み過ぎしまうが、今日はカワハギにして殺られた。
食い物でこんなことになるとは。
やはり私はジャパニーズ。
生魚パワー・・・・・・・最高です・・・。
LOUDNESSかいッッッッ!!!!!
ジャパメタ界の重鎮じゃねーかッッッッ!!!
「マジで・・・・・???」
「マジっすッッッッ!!!!DもMもやる気なんです!
一曲で良いですから、演りましょう!!!」
「え・・・一曲・・・???だったら・・・・・良いかな・・・。」
「分かりました!ありがとうございますッッッッ!!!!!!曲は・・・・
In the mirrorですからッッッッ!!!!!」
最後の最後でメタルに手を出すことになろうとは・・・。
取り敢えず・・・冷めてしまったハンバーグを・・・食べよう・・・。
頭の整理は・・・それからだ・・・・・・。
kami3sakiさん!バカな先輩(この年は同級生)もいるもんです!!
SSさん!どんだけお洒落なネーミングなんですかッッッッ!!!!!
完全に料理が負けてしまいます!!!