角館から南下し川連方面へ。
折角だから、「佐藤養助本店」へ向かう。
平日ではあるものの、流石の混みようだ。
近くに「寛文五年堂」と言う老舗もあるのだが、個人的にはこっちの方が好きなのだ。
そう、これは好みの問題。
否定している訳ではない。
「・・・g13くん、なに食べればいいの?て言うか、本当にここで食べるの?」
「あのさ、頼むから騙されたと思って食ってみてくれ。」
先日も書いたが「店で食う」のと[家で食う]のとで「天」と[地]程の差が出るのが稲庭うどんの特徴の一つである(これを「稲庭うどん詐欺」と言う)。
「すいませ~ん。二味せいろ二つお願いします。」
二味せいろ
二把のうどんと2種類のタレ。
醤油ベースとゴマ味噌ベースの味わいの違いを楽しむメニューだが、驚くべきは「麺の締め方」。
Pちゃんさん、ここですモンね!!!!!
家庭ではほぼ絶対に真似できないやり方の為、ここで「うどんそのものの食感・喉越し・味」に、とてつもなく大きな差が生じる。
因みに「温かいうどん」を頼んでもしっかり締められているのでご安心召されい。
「まず、何もつけずに食ってみろ。」
「・・・・・・・・・え・・・・・えぇぇぇぇッッッッ!!!!!!!
超美味えッッッッ!」
そうなのだ。・・・。
家で「間違いだらけの稲庭うどん」を経験しているからこそのこのリアクション。
私もその一人であった・・・。
スタートから店で食べたことのある方には分からない衝撃が、そこにはある・・・。
食べ終えたGは完全に感無量。
「お土産としては買うな。」と言う私の助言に激しく賛同。
と言う事で次の目的地に向け出発進行。
おい・・・・・・・・誰だ・・・・・・・・・。
下手な韻踏んで調子に乗るな、なんて言ってる奴は・・・・!!!!!
小安温泉郷特産地熱乾燥トマト
そして
小豆島オリーブオイル
この時点で美味しさ爆発に間違いはないのだが、ここにマキシマムを投入。
味を伝達させつつトマトが柔らかくなるまでしばし待つ。
いつも通りえのきを炒め水分を飛ばす。
機を見て大根を投入し、一緒に軽く炒める。
大根から水分が出てきたらサバ缶を「汁1/3を含め」て入れ、その汁が蒸発する直前まで、サバの身をほぐしながら炒める。
おろし生姜は様子を見ながら入れていく。
仕上げにネギを大量投入し、味噌で味をつけてまず一品。
妻が帰って来たので、パスタを茹でる。
本日は大量の塩で。
て言うか面倒だから、プチヴェールもここで茹でる。
プチヴェールは食べやすい大きさにカットし、洗っておく。
プチヴェールは1~2分で茹であがるので水分を切りボウルに。
そこへ先程のトマト&オリーブオイルを入れ、茹であがったパスタを入れ、和える。
パスタの水分は切らず、ここで乳化させる。
味見をしながら追いマキシマム。
完成だ。
最早美味しくない訳がない。
誰がどう作っても間違いのないパスタの完成だ。
間違っているとすれば完全に「汁との組み合わせ」・・・・・・。
まぁ、私が食べたかったので問題なしだッッッッ!
まさかの稲庭うどんの内容でパスタを被せることになろうとは・・・。
道中、「今までの稲庭うどん感」、が完全にひっくり返った事で盛り上がる車内。
「いや、マジでビビったよ!」
「だよな。俺も初めて店で食ったときは焦った。」
「これから何処に?」
宿泊先を横手市とし、「まともな横手焼きそばを食べることの出きる居酒屋」を予約していた私はGを「横手市増田まんが美術館」に連れて行った。
Gは駐車場に着くなり大ハシャギ。
しかし、「偏った漫画」しか読んでいないGは、受付で「開いた口が塞がらないコメント」をブッ放し、受付の方をフリーズさせることになった・・・。
「ここ・・・アレですよね!
石ノ森章太郎のところですよね!」
そりゃ宮城じゃッッッッ!!!!!!!
苦笑いのお手本を見た、そんな気がした・・・。
Pちゃんさん!焼肉屋で食うのも良いもんです!
何故か「甘い」んですよね!
kami3sakiさん、ご心配ありがとうございます。妻はただの定期検診。異常はありませんでした!
すいません、このMと言う男、何かのタイミングで食欲が暴走するんです!
bollaさん!食べる前日に「ドライフルーツ」を忍ばせて置くと、何より栄養価が高くなります!
マンゴーがお薦めらしい(お前食ったこと無いんか!)です!
しっかり食べて、体力つけてくだせえ!