清々しい朝を迎えた。
結果、一軒目で飯を終え、ホテルで爆睡。
朝から温泉にドップリ浸かり、目覚めは最高。
軽く朝飯を食べて、いざ出発だ。
肌寒さが日を追うごとに増して来る。
反面、食材が美味しくなる時期でもある。
今回の旅の中心を「県南」とした私とGは南下。
昼飯前に寄りたいところがあったため、先ず角館方面へ向かう。
「g13くん、今、何処に向かってるの?」
「そんなに簡単に腐るモンでもないし、ちょっと面白いところ店があるんだ。もう、そこで土産を買ってしまっても良いと思ってね。」
「何?何処?」
「安藤醸造って店。」
私のレシピブログで頻繁に出てくる調味料。
こちらが本家HP。
私は他県の人間が秋田に来ると、とにかくここに連れていく。ここは、良い。
2時間程かけて到着。
玄関脇で2人で一服し、店内へ入る。
入ってすぐ10倍に薄めた「安藤醸造のしろだし」を紙コップに注ぎ、Gに飲ませる。
「美味ぇ・・・・・・・・・・・!!!!!!
何これ!
超美味えッッッッ!」
完全に虜になるG。
当然だ。私も初めて来てこれを飲んだときに完全に殺られた。紙コップがフニャフニャに成る程飲んで、気が付いたら腹一杯になっていたのは良い思い出です!
しろだし・アマダレ・ポン酢を筆頭に、安藤の調味料と県内産の野菜を使った漬け物の試食も、ここのストロングポイントである。
「美味ええッッッッ!!!!!!」
阿鼻叫喚、狂喜乱舞のG。
多少別行動を取ることにする。
私はトイレに行き、一旦外に出て自販機でコーヒーを。
しょっぺえモンばかり口にいれたので、再度一服。
「g13くん!マジで最高だよッッッッ!」
と、買い物袋を大量に抱えたGが満面の笑みで登場。
「食い過ぎ飲み過ぎには注意したか?ここはそう言うところじゃねーからな。」
「g13くんッッッッ!!!!!!
もう手遅れだよッッッッ!!!!」
帰って直ぐに
圧力鍋で下茹で20分。
茹でた汁を全て捨てて
アマダレ(安藤)
醤油
砂糖多め
ミリン
酒で
再点火(圧力鍋)で25分。
汁は再利用するから、ホルモンのみを取り出しておく。
固めの野菜から炒めていく。
肉の心配がないので安心だ。
高火力でぶっぱなせッッッッ!
麺を投入後、直ぐ酒を入れ、ほぐす。
キャベツ、ニラを投入しブン回す。
ここで大事なのは「基本的にはソース焼きそばを作る」と言うことである。
横手市に数多くあるホルモン焼きそばは
いつものソース味をベースに「甘辛く煮たホルモンを絡める」のがスタンダード。
私は職務を全うすることにする。
よって、焼きそば用ウスターを回しかけ、仕上げる。
完成だ。
スープは豆苗とモヤシを鶏ガラスープで即席に。
やはり焼きそばは良い、楽だ。
ただし、ホルモンは面倒くせえ。
圧力鍋が無ければ、普通の焼きそばにしてたところだ。
しかし、スーパー店内で「あ、ホルモン焼きそば作ろう」と思ってしまったのだからしょうがない。
Gは単独行動の間、
ちまきを2つ、漬け物と合わせて食べ、しろだしで流し込み、最終的には「安藤醸造の醤油ソフトクリーム」でフィニッシュ。
AM9:30にはブランチを終えると言う「旅行あるある」を達成したのである。
まぁ、しょうがない。
Mみたいなヤツとは違う、あんな大食い野郎とは一線を画す我が友人のこの男。
実際に朝飯も抑えたし。
楽しんでくれれば、それでええ・・・。
「さて、昼飯食いに行くか。」
「食えるかなぁ・・・。」
「食えるかどうかじゃなく、食うんだよ。麺類だから大丈夫だろ。」
「何?横手焼きそば!」
「いや、稲庭うどんだ。」
「え・・・・・・、俺、稲庭うどん苦手なんだよな・・・。」
「食ったことあんの?」
「うん・・・家で何度か・・・・。」
「と言うことは、店で食ったことはねーんだな?」
「無いよ・・・。」
「・・・・そうかそうか・・・・・そんなヤツにこそ・・・
店で食う資格があるッッッッ!」
稲庭うどんは店で食う、これは鉄則である。
Pちゃんさん!マジでなまはげが焦ってました!
「例の第一声」を言わないなまはげを見たのは私も初めてです!
まぁ、Gは良いリアクションをしてくれますし、期待通りの男でさぁ・・・!
kami3sakiさん!ええ!結局ただの卵焼きでした!
因みに↓
https://marutomisuisan.jpn.com/isariya-akita/
この店です(なまはげ登場の時間が変更になっていました)!