自宅に帰る。
何のことは無い、簡単な話だ。
それも「通常の道路状況」の話である。
あの大量の雪に、中途半端に気温が高くなる現象が起こるとどうなるか。
除雪のされていない駐車場では、「駐車場内でのスタック」が起こるのと同意語、である。
そんな不安を他所に、私は「クロフネさんとの約束」を守りに、某所へ歩みを進めていた。
雪掻き様の上着を購入するために「ワークマン」に寄り、フード付きの完全武装を整え、万全の準備で入店したらば・・・・・
クロフネさん・・・・・・・・、
新メニューではなく・・・・・・・・・・
突発的な限定メニューでしたッッッッ!
「まぜガッと」と呼ばれるそのメニューに関しては「とんだ難民」になってしまったが、やはり前回の感動を味わいたい、と思った私は「妻にも強制的に同じメニュー」を注文させてしまったのだ。
お久し振りですッッッッ!
遠いからなかなか来れんのじゃ!
胡椒をメインにスパイス香るこの一杯。
ビジュアルがとにかく「素晴らしい」の一言に尽きる。
因みに卓上の水にも「薄切りのレモン」が入っていることも、見逃す訳にはいかないのである。
ぬぬぬぅ・・・・・・・。
やべぇッッッッ!
美味しいまぜそばの定義=「混ぜる前の時点で美味い」と言う方程式を覆すことの出来る人間がいたら、教えて頂きたいと思うのである。
完全にここの店主は「スパイスマスター」。
使い分けが玄妙なのだ。
混ぜてしまうと「一心不乱タイム」が発動が発動するため、先ずは一旦画像におさめる。
店名にもなっている通り「メンマ、基、しな竹」が旨いのは当然なのだが、この「チャーシュー」も侮れない。
ただ、もっと侮れないのは「タマネギ」だッッッッ!
しな竹のまぜそばで、忘れてはならないのがこの「スープディップ」である。
原理はサッパリ分からないが、何故か美味い。
結果、「まぜそばも、スープも」味変対象になると言う、謎の事態に陥る。
ちゃんとノーマルなスープも堪能することをお薦めする。
完全に冷静さを欠く「一心不乱モード」に入ってしまったため、危うく忘れるところであった。
温玉・・・・・。働きが渋すぎる・・!!!
これは・・・・・・・・。
禁断の境地・・・・・・。
ここまですら計算している店主・・・・。
やはりクロフネさんの知人。
芝もダートもお手の物・・・。
最早・・・・・
アグネスデジタルだったか・・・!!!!
前回は余裕がなくメニューの裏面なんて見ていなかったが・・・・「和え玉」だと・・・・!!!!!!
頼む以外の選択肢無しッッッッ!
て言うか、通常、和え玉を頼むと、「思いの外マッハ」で、出てくるが、時間がかかっていたのはこう言うことか・・・。
完全に「和え」られている状態じゃねーか・・・。
何より量ッッッッ!
通常の一人前位あるぞッッッッ(トム・ブラウンではない)!
あ痛たたたたたたたァァァァッッッッ・・・・・・・。
コイツは美味え・・・・・!!!!!
やはり店主はスパイスマスター。
なんか底に一杯沈んでる・・・・・・。
何が凄いって、煮干入り、を謳っているのに、煮干臭さが全く無い。
・・・・・・・・。
一体、何通りの味を楽しむことが出来るのか・・・・・・・。
混ぜたら、もっと美味えじゃねえかッッッッ!
ごちそうさまでした。
この店は、ただただ、「罪」である。
何故か。
私は、これから「恍惚の満腹状態で、秋田市までの厳しい道のりを運転しなければならない」と言う、辛い試練を与えられるからだ。
対面の妻も「私の和え玉を半分スティール」した結果、アメリカのデブの様な話し方、になっている。
今度は「ちゃんとFacebookの情報を確認」して、来店します!
クロフネさん、ごめんなさい!
ドラパパさん
コイツ「鮑のたたき」です。
滅茶苦茶美味かったんです!