先日テレビを見ていて妻が呟いた。
「おでん食べたい・・・」
来たか・・・・・・。良く台所に立たれる方々ならばお分かりであろう。おでんは「意外に手間と時間と経費が掛かる料理」と言うことに。
はっきり言ってコンビニで買ってきた方が良い場合もあるから厄介。よって家庭でおでんを作る際の個人的な見解は・・・・・・
タネを好きなものに絞る。
練り物は出汁のために必ず一つは入れる。
いくら二人暮らしとは言え、1000円以上は嫌。
この三点だ。
問題は時間。コロナ騒ぎで妻の勤務時間が多少時短になっている。つまり、私が帰ってからの、良くて一時間半程度で味を染み込ませる必要がある。
やってやろうじゃないか、そのタイムアタック。一応スーパマリオカートのレインボーロードで、1分30秒を出したことを思いだし、私は走り出した。
豚のすじだ。最近は牛すじもブタすじも高くて困る。100g30円程度だったあの時代はどこへいったのか。ちゃんと時間を遡らないと「にじ」の入手ととロボの復活をスルーしてしまいがちだ。
そのまま圧力鍋で15分!
それと同時に
ゆで卵制作。水から10分で十分。10分もあればスターロードでギリギリクッパまでたどり着けるだろう。
その間
厚めにカットした大根の面取り、隠し包丁。
そして今回の要望。
一旦まな板周辺を片付け
時短のためにゆで卵の沸騰したお湯につけて軽い油抜きをしたことを口外してはならない。桃太郎伝説だって「ふ」で終わりなのだから。秘密は秘密のままのときが良い場合もある。
卵を取り出し、卵の殻を剥く間臭み抜きのためにコイツも湯に入れていたことは法廷でも黙っていただきたい。KONAMIコマンドをスーパーファミコンのグラディウスⅢでもやって自爆した方々、私と今度飲みましょう。
一端の下処理が終了。圧力鍋大先生の経過は・・・・・・・・
良好です!
食べやすい大きさにカットし、ゆで汁を全部捨てて一端大先生を洗う。
ブタ臭さはある程度排除が必要だ。ハイドライドだって、捨てなきゃまともに歩けないのだ。
鍋に具材を敷き詰めると・・・・・・・・・
あれっ?
具材で大先生の許容量が・・・・・・・・。
いや、大丈夫だ。大先生はこの程度ではびくともしない。言わば「チキンナイフ二刀流でのみだれうち」みたいなもんだから。
昆布と干し椎茸が水分部分に浸らない・・・・・・。
いや、大丈夫だ。大先生の器は大きい。言わば「バリアントナイフ二刀流でのみだれうち」みたいなもんだから。
出汁醤油
みりん
酒
水
を勘で投入。
大先生が発動したら後は妻から連絡が来るまで弱火で調整だ。
ん?
いつもと違う音がする・・・・・・・・・・
何だ?宝箱を開けたら「だいそうじょう」が出たときと同じ雰囲気だ。
大先生ぇぇぇぇっっっ!!!!!!!!!!!!!
まさかの決壊。約15分後の出来事である。とにかくティッシュで吸収→捨てる吸収→捨てるの行為を4度程繰り返し、一端火を止めた。繰り返しの作業は時に非常に重要。
アスラ道場は死ぬほどやったのだ。
完成だ。
後は帰ってくるまでに一旦冷まし、再度温めて味を染み込ませれば良い。ここまでで約一時間。まぁ良いところか。因みに右上は豆腐一丁である。どうしても食べたかった。
妻から電話だ。
「食べたいカップラーメンがあった。
おでんは明日も美味しいから今日はこれを食べよう。」
はぁぁぁぁぁぁぁぁっっ?????????!!!!!!!!!!!!!!
結局
何でこうなるの?しかもそんなに辛くもないし、北極の方が旨いし。何より店で食った方が何倍も旨い。
翌日
確かに煮込まれて旨かったけどよー。クッソが・・・。
明日か二泊三日の旅行に行ってきます。以上の理由からこの期間はブログ休みます。
よろしくお願いします。
因みに行き先は・・・・・・・
県内中心だ!