先日の戦から一夜。
私は魚が食べたかった。私は料理が好きだ。調理に集中出来るし、そうすると日々のストレスも軽減する。因みに私の料理の師はミスター味っ子、クッキングパパ、美味しんぼザ・シェフ等を始めとする料理漫画軍団である。土山しげる、ビッグ錠、果てはたがわ靖之 何でもござれだ。
年齢を重ねるに従って「ミスター味っ子=男塾」の図式も見えてきた。また、「大半の料理漫画=ヒューマンドラマ」も然り。私の人生の教科書はやはり漫画である。読書もそれなりに。
何れにしろ酔っ払いが料理をしているのだ。写真ブレブレはご容赦頂きたい。
魚は・・・
南蛮漬けにした。
鰯が四尾で160円。そのまま揚げても良かったが、一応内臓含め切除。
その前に酒、醤油、味醂、砂糖、酢、ケチャップを合わせ、南蛮漬けのタレを作りアルコールをとばしておく。
玉ねぎ、人参を炒める。しんなりしたらタレにドボン。
その後鰯をビニール袋内の片栗粉にダイブさせ、下からポンポンしたものを油多めのフライパンに。
後は合わせれば完了だ。
骨ごと食べられるのは素晴らしい。
あら熱を取りながら
先日の鶏炊き込みごはんで使用した卵で、倒壊していたものを利用し、トマトの残り、セロリと合わせマヨネーズ、塩、胡椒で簡易的に。
汁物が必要だ。
皆さんは「かやき」と言う料理をご存知だろうか?秋田の郷土料理であり検索すると直ぐに分かることなので詳細は割愛させて頂く。
私は山間の出身で実家暮らしの自分は魚介類が珍しかった。裕福でもないためそんなに簡単に食卓に並ぶことはない。
よって家のかやきは・・・・・・
鯖の水煮が入る(缶詰上等)!!!!!!!
母の「工夫と言う名のパワープレイ」は未だに私の中で「たまに食べたい味」の上位にランクインする代物になってしまったのだ。
魚臭さを決めるのは缶詰の水分。私は何時も半分以下程度。
この時はネギ、白菜、人参等残った野菜を使った。
味噌で味付けすれば完成。
超簡単料理なのだ。栄養価も抜群。しかし、他人に受け入れられるかは別の話だ。
個人的には卵でとじた方が好きなのだが、卵は無論全部使っていたのである。
実は妻から「鯖の水煮の賞味期限が近いけどどうする?」と言う連絡が来た。
「かやきでも作るか?」と言う私の問いに対し
「お願いします」と言う連絡が来た。
ならば作ろう。
ここで皆さんに謝らなければならない事がある。
お気付き頂けただろうか。このブログの詐称に。
そう、写真に一つ嘘がある。
妻が帰るタイミングで私は料理を始めた。
かやきを作ろうとした私は気付いた。
「鯖の味噌煮」・・・・・・
よく見ると色が若干濃いのが分かります・・・・・
私は構わず作った。どうせ味噌である。
妻に詳細を伝え、平謝りされた。
食べた妻が一言。
「甘くて食べられない」
私が悪いのでしょうか?!